私たちの日常生活は、医療技術の発展によって大きく変化し続けています。
健康を守り、病気と戦うための新しい方法が次々と生まれており、これらのイノベーションは私たちの生活をより安全で快適なものに変えています。
特に、医療分野の進化は、病気の予防、診断、治療に革命をもたらしています。
今回の記事では、医療技術の進化がどのように私たちの生活に役立っているのか、簡単に理解できるように、最新のイノベーションを5つご紹介します。
皆様が既にご存知のものもあると思いますが、このブログを通じて、医療技術の驚くべき進歩を一緒に探ってみましょう。
目次
- 身近になった健康管理:ウェアラブルデバイス
- 病気の早期発見:先進的な画像診断
- 手軽にできる健康チェック:自宅での検査キット
- アクセスしやすい医療情報:デジタルヘルスの拡大
- 遠隔地でも安心:リモートでの診療
まとめ
身近になった健康管理:ウェアラブルデバイス
ウェアラブルデバイスの進化により、日々の健康管理が格段に容易になりました。
代表的なものだとApple Watchがあります。
Apple Watchを使用することで、歩数や心拍数、睡眠の質といった日常の健康データを簡単に追跡できます。
最初に設定しておくだけで、自動的にこれらの情報を計測してくれていて、手間をかけることなく、情報を収集することができます。
最新のApple Watchを使うと、心電図も計測することができます。
また、睡眠の質についてもApple Watchを用いると以下のようにレム睡眠・コア睡眠がそれぞれ何%あるのかなども確認することができます。
上記のように毎日自分の睡眠状況を視覚化できますので、睡眠状況を把握しやすくなります。(私がたくさん寝た日の測定結果を載せました。)
寝ている時の心拍数や呼吸数、手首皮膚温まで測定されるのはすごいですよね。
歩数や簡易的な睡眠状況はiPhoneだけでも測定できますが、Apple Watchを使うとこのようにさまざまな情報をより詳細に測定できるようになります。
少し前までは病院に行き、心電図計や脳波測定器などを使用しないと測定できなかったことが、このように自宅で簡単に測定することができるようになっています。
医療のイノベーションの恩恵を最大限活用しつつ、自分の健康状況を把握していきましょう。
病気の早期発見:先進的な画像診断
新しい画像診断技術は、病気の早期発見に革命をもたらしています。
特にMRIやCTスキャンの進歩により、体の内部を細かく見ることができ、早期に病気を見つけ出すことが可能になりました。
これにより、早期治療によってより多くの命が救われるようになります。
しかし、これらの画像診断にもまだまだ改善すべき点があります。
MRIだと測定時の騒音や測定時間、測定時狭い空間に長時間拘束されることです。
閉所恐怖症の人によっては地獄のような時間だと思います。
私はMRI測定中は毎回寝ていましたので、そこまで気にならないのですが、苦手な人が少なくないことはわかっています。
また、乳がん検診に用いられるマンモグラフィーもよく話題に上がりますね。
マンモグラフィーを行う際にバストをかなり圧迫され、痛みがかなりあり、形が崩れないか心配という声も聞いたことがあります。
医療のイノベーションは素晴らしく、ものすごい速度で進歩していますが、これらの課題は現状解決されておりません。
新しく医療機器が開発されたとしてもあまりにも高額な機器だと、導入できる病院はごく一部になってしまい、結局私たち庶民には恩恵が得られません。
AIなどの様々な技術が新しく生まれてきていますので、医療機器の開発費も抑えることができ、比較的安価で病院が医療機器を導入できるようになり、庶民も気軽に使えるようになる世の中になれば良いなと思っています。
手軽にできる健康チェック:自宅での検査キット
自宅で使用できる健康検査キットが普及してきました。
これにより、自宅で血糖値の測定や新型コロナウイルスの検査が可能になります。
かなり騒がれていた頃、濃厚接触者となった際に、ご自宅でコロナの抗原検査をした人は少なくないのではないでしょうか。
唾液だけで抗原の有無を確認できますので、痛みが伴わないため、容易に測定できます。
自分の健康状態を簡単かつ迅速にチェックできるため、必要に応じて速やかに医療機関を受診することができます。
これら以外にも妊娠検査薬も薬局やドラッグストアで購入することができますね。
自分のDNAも自宅で採取したものを郵送するだけで結果を教えてくれる業者もありますね。
自分に必要な検査キットを検索してみて、自分の健康管理に役立ててください。
アクセスしやすい医療情報:デジタルヘルスの拡大
デジタルヘルス技術の発展により、医療情報へのアクセスが以前にも増して簡単になりました。
Googleで検索するだけで、病院やクリニックのHPで最新の医療情報や病気の情報をいつでも学ぶことができます。
病院によってはネットで診察の予約もできるところもあります。
電話だと通話料がかかってしまうだけでなく、なかなか病院に電話がつながらず、ストレスも溜まってしまいます。
体調が悪い時にそのようなストレスがかかってしまうと、さらにしんどくなりますよね。
今後はネットで診療の予約をできる病院やクリニックが増えることを願っています。
遠隔地でも安心:リモートでの診療
リモートでの診療は、遠く離れた場所にいても医療サービスを受けられるようになる大きな進歩です。
zoom等を通じて、自宅から医師に相談できるため、時間とコストを節約でき、多忙な人々や遠隔地に住む人々にとって非常に便利です。
東京や大阪、横浜、名古屋などの都市部に住んでいる人でもリモートで診察を受けられることは、かなり便利だと思います。
ドローンにより薬を届けてもらい、完全に外に出ずに診療を終える案も出ていますが、まだまだ実現はされていません。
リモートでの診療も保険点数の関係で導入に消極的な病院が多く、まだまだ一般的というにはほど遠い状況です。
まとめ
これらの医療技術のイノベーションは、私たちの生活に大きな変化をもたらしています。
これからも技術の発展によって、より健康で快適な生活が可能になると思います。
新しい医療技術によって、病気の早期発見や治療が進み、日常生活での健康管理も容易になります。
また、リモートでの診察等のようなサービスによって、どこにいても質の高い医療を受けられるようになることでしょう。
まだまだ課題はたくさんありますが、医療技術のイノベーションによってもたらされるこれらの変化は、私たち一人ひとりの生活をより良いものにしてくれます。
投資の神様として知られるウォーレンバフェットは自分の体を一生乗り換えることができない車に例えています。
それぐらい体、つまりは健康は人生を楽しむ上で重要です。
健康という宝物を守り、充実した毎日を送るために、これらの技術を上手に活用しましょう。
これからも医療はどんどん進歩していきますが、自分で日々健康管理する大切さは変わりません。
医療技術のイノベーションを見守りつつ、健康管理もしていきましょう。