健康とフットネス

目元のピクピクには手術が必要!?手術の体験談

今回は目元のピクピクが顔面痙攣症という病気だったため、その治療のための手術を受けてきましたので、その時の状態や気持ち等の体験談を記載していきます。

今回の記事では以下のことがわかります。

・入院生活について

・手術後の容態

・入院時に一番辛かったこと

現在目元のピクピクに悩んでいて、表情が自然に保てなかったり、顔が引き攣ってしまったりという症状が出てしまっている人の参考になれば嬉しいです。

手術は怖いし痛そう・・・

そう考えている方が手術で治そうと決意するための一助になれることを願っています。

 

入院生活で過ごす場所について

今回の手術では「ICU」「病棟の個室」「病棟の大部屋(4人部屋)」の3箇所を移動して入院することになりました。それぞれの移動はベッドに寝たまま運んでもらえますので、その辺はご安心ください。

それぞれの部屋での経過日数等は以下の通りです。

・ICU:手術後〜

・病棟の個室:手術2日後〜一人でトイレに歩いて行けるようになるまで

・病棟の大部屋:〜退院まで

一人でトイレに歩いて行けるようになるまでには個人差があると思いますが、私は個室に移動してきて3日目(手術後から考えると5日目)で大部屋に移動となりました。

ICUでは様々な機器の音がありましたが、手術直後で自分のことで精一杯だったため、ほとんど気になりませんでした。医師や看護師さんが定期的に薬のチェックや容態の確認をしてくださり、手術部位の痛みは全くありませんでした。

個室に移動すると、自分の部屋は自分で空調管理ができ、比較的自由度が高かったです。しかし、ベッドから降りることもできず、そもそもベッドの上で座ることすらできない状況なので、快適さをあまり感じることはありませんでした。

大部屋では、その時により周りの人の当たり外れが激しいと思います。私が入院した時は一人かなり短気な方がいらっしゃり、物音を立てることに対してかなり気を使いました。起床時間が6時、消灯時間が10時に設定されている病院でしたが、6時になるとすぐに物音を立て始める人や消灯時間付近になるいびきがうるさい人等、様々な音で寝続けることが難しかったです。これまで個室で生活していたこともあり、他人の生活音がかなり気になり、ストレスも溜まってしまいました。大部屋での睡眠不足について、私は昼寝をすることで解消していました。

手術後からの容態

手術後すぐ、私は手術台の上で意識が少し戻りました。戻ってすぐ寒さのため全身がかなり震えていたのを覚えています。

入院、点滴

次の記憶ではICUのベッドの上で、意識が戻ってすぐ、吐き気と頭痛がひどかったです。吐き気は空えずきといって、手術時に胃の中身を空っぽにしている関係で何も吐くことができませんが、吐こうという動作は多々ありました。

手術部位の痛みはほとんど感じることがありませんでしたが、私の場合は頭痛と吐き気が続きました。特に頭痛については軽快していってはいましたが、退院するまでの期間ずっと続きました。病棟に移動してからはアイスノンを頭の下とおでこに置き、冷たさがなくなると交換してもらい、常に頭を冷やしていました。寝ている時もアイスノンが温かくなると起きてしまい、そのままでは寝ることができませんでしたので、夜中でもアイスノンを交換してもらいました。

担当いただいた看護師さんすみませんでした・・・

結局退院する日まで頭痛が続きました。退院直前の3日間は軽度な頭痛でしたので、座って本を読むことやテレビを見ることは容易でした。

手術部位についてはその部分を下にして寝ない限り、気になることが少なかった記憶があります。手術から5日程度経過したあたりから、頭痛より手術部位が気になるようになり始めました。それでもズキズキするという痛みではなく、痛み止めを定期的に服用していたこともあり、少し痛い程度でした。

入院時に一番辛かったこと

20代でこの手術を受けた入院期間で1番辛かったことは、「腰の痛み」です。

前の項で説明した頭痛も辛かったですが、私はベッドで長時間過ごすこと、同じ姿勢をとり続けることに伴う腰痛が一番辛かったです。

手術では左の耳の裏を切開したため、左耳を下にして寝ることができませんでした。特にICUでは尿道に管を通していたり、右手には点滴用の針、左手には動脈に針が刺さっており、寝返りを打つことも難しい状況でした。そのため同じ姿勢で寝ていることが多く、腰が痛くなったり、ベッドと接地している背中や足が痛くなったり、手首を曲げたくなったりとかなり辛かったです。

意識的に寝返りの頻度を増やしても腰の痛みだけはなくならず、結局座れるようになるまでの期間はその痛みとの戦いは続きました。左手の動脈の針はICUを出るときに、尿道の管と右手の点滴用の針は個室を出るときに取り除いてくれました。そのため大部屋で入院している時は針などを気にすることなく、寝返りを打てる状況でした。

まとめ

今回は目元のピクピクを治すために手術を受けてきた時の体験談を記載してきました。実際にかかった費用はざっと10万円程度です。前の記事でも顔面痙攣症について記載していますので、そちらも参考にしていただけると嬉しいです。

入院期間での問題は「頭痛」「腰の痛み」です。
頭痛は痛み止めとアイスノンで緩和することができていましたが、腰の痛みについてはベッドの上で座れるようになるまで続き、より良い対処法が見つけることができませんでした。普段から仰向けで寝ることが多い方にとっては問題なく過ごせるかもしれませんが、私のように普段から横向きで寝ることが多い方にとっては、手術部位によっては私のように腰の痛みに悩まされることになると思います。

目元のピクピクで悩んでいる人が手術に踏み切る時の参考材料になると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!






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